仲間の話 シンバ

早いもので熊本に来てから七ヶ月が過ぎました。その間にクリーンも同じ期間だけ伸びています依存症のシンバです。

去年の9月からアルコールでスリップしてから3ヶ月何とか立て直そうと頑張ってはみましたが、その頃にはミーティングにも行けず正直にもなれず、また一人になっていました。1年のクリーンを捨ててまで手にしたものは何だったのか、自分の話をさせていただきます。

2年前に仙台ダルクから実家の福岡に戻り父親の会社を継いで仕事に就きました。職場は生産工場で、私の大好き?なシンナーがあり、クリーンで居るには難しい状況でした。考えてみればその頃はすでに正直ではなかったのだと思います。地元ということもあって古い友達とか知人に今まで何処に行ってたの?とか何してたの?とか色々な事を聞かれたり言われたりしました。気恥ずかしかったり、関係ないだろうとか、人付き合いって面倒臭いなって思いました。それと同時に私はまだこんなに沢山の人から「期待されてる」「愛されてる」って勘違いしてしまいました。でも私は気付いてました、皆はただ本当の“私”を知らないだけだって。薬物を止めるために正直になって仲間と分かち合いながら自分の過去の棚卸しをして今まで誰にも相談できず打ち明けられなかった荷物を吐き出して楽になれたのに‥クリーンで居られたのに…私はまた自分を“偽り”始めました。

すごく純粋な気持でした、「期待に応えたい」「もっと愛されたい」今まで迷惑掛けてきた家族にもこれ以上辛い思いをさせたくない。それを実行し実現化するには私はあまりにも“弱かった”だから“強さ”を求めた。辛い・きつい・寂しい・イラつく・ムカつく・不安・困惑・私の中で“弱い”と感じることは心の奥に閉じ込めるようになっていった。ミーティングでは“吐いてる”つもりだった‥でも実際は“何が出来た”“こんな苦労をしている”“仕事が忙しい”だとか‥いつの間にか自分の“弱さ”ではなく“強さ”を話すようになっていました。そうなるとミーティングに行くよりも仕事の付き合いが大事になり、地元の友達との付き合いを頻繁にするようになりました。その席には必ずと言って良いほど酒(アルコール)がありました、もちろん断りました。自分は酒を飲むとアレルギーが出るとか心臓が悪いとか思いつく限りの言い訳をしながらかわしていました。しかしシラフで人と付き合った経験が少ない私はその中で孤独感を感じていました。“正直”でいれない辛さを味わっていたのです。そして最初の一杯を飲みました‥出張先の中国でした‥人付き合いが苦手な私‥言葉の通じない異国の地‥この不景気の中で会社のためにと躍起になっている私‥仕事だから‥一杯だけ‥‥今日だけ‥‥‥帰国後、私はバランスを失った。酒を断る私はそこには居なかった、仕事で遊びで飲んだ、少しずつ仕事も遊びも出来なくなった。

止まっていたアディクションが一気に出てきた、ギャンブル・食べ吐き・買い物・SEX‥‥3ヵ月後私はシンナーを手にした‥意識を無くして大暴れ!そして閉鎖病棟‥そしてダルク‥またっ!ダルク(笑)‥だから回復中‥熊本に来て感謝!また人生を歩けることに感謝!仲間に感謝!ハイヤーパワーに感謝!

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