熊本県精神保健福祉センター Y.T

『ダルクの人たちとの出会い』    

私にとって、薬物依存症(薬物問題)というのは、わずか1年程前までは非常に遠い存在でした。シンナーや覚醒剤ということばを知っているという程度で、薬物依存症の方に直接関わったこともありませんでした。

 しかし、平成18年4月から精神保健福祉センターに勤務することとなり、薬物問題を担当することになって、否応なく、薬物依存症、またその関連問題と向き合う事となりました。

赴任当時、右往左往しながら日々の業務をこなしていく中で、当センターが実施している薬物家族ミーティングを通してダルクの存在を知りました。

ダルクって何?というところからの出発でした。(これは私の浅学ゆえですけれど)

当初、私は、薬物を使用するというのは違法というイメージが強く、なかなか受け入れがたいところがありました。が、ダルクを知り、そこで薬物依存から回復し社会復帰を目指している人たちや家族・関係する人たちとの出会い、薬物問題についての研修を受けたりするなかで、薬物依存症というものを理解し、薬物に依存せざるを得なかった彼らを理解していったように思います。(まだ十分とはいえませんが。)

また、回復というのもあるということを実感することができました。

社会的には、まだまだ理解・認知されているとは言い難い薬物依存症者やその関連問題(これは嗜癖問題全般にいえることでしょうが)に対して、私にも、なにかできることがあるかも知れないと思えるようにもなってきました。

薬物問題は感単に解決できるという問題ではありませんが、彼らの回復を信じて、身近なところから私なりに支援をしていけたらと思っています。

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